EDward Gamingが世界大会の直前に先発を入れ替えた — Stage 2を勝ち抜けずに得たChampions枠と、次の実戦までの6週間
EDward Gamingが8月21日、Jieni7を先発から外し、Korea出身のstewを加えた。EDGのStage 2は8月11日のPlay-Ins敗退で終わっており、次の公式戦は9月24日開幕のChampions Shanghaiになる。Champions出場はStage 2の勝ち上がりではなくChampionship Pointsで確保したものである。つまりEDGは、6週間近い実戦の空白の入口で先発を1枚入れ替えたことになる。
8月21日にJieni7が外れ、stewが入った
EDward Gamingは8月21日、Zhang「Jieni7」Juntaiに代えてPark「stew」Young-chanを先発に加えると発表した。発表はEDGの公式SNSを通じて行われている。stewはEDGにとって初のKorea出身選手になる。
外れたJieni7は、デュエリスト・イニシエーター・コントローラー・センチネルのいずれの枠も、チームの必要に応じて埋めてきた選手である。複数の媒体が、その柔軟さを地域でも屈指の献身性として評価してきた。裏を返せば、EDGの構成はJieni7がどこにでも入れることを前提に組まれていた。そこを固定的な役割の選手に置き換えるなら、構成の作り方そのものを見直すことになる。
| 選手 | 8月22日時点の扱い |
|---|---|
| ZmjjKK | 先発 |
| nobody | 先発 |
| CHICHOO | 先発 |
| Smoggy | 先発 |
| stew | 8月21日に加入 |
| Jieni7 | 先発から外れた |
| zjc | サブ |
stewは6月からフリーエージェントだった
stewは2024年1月からJD Gamingに所属し、2026年6月に合意のうえで離脱している。今回はJD Gamingからの直接移籍ではない。2か月以上フリーだった選手を、世界大会の1か月前に拾った形である。
この点は誤読されやすい。JD Gamingは同じ8月21日にChinaのアッパー決勝を制してChampions行きを決めており、日付だけを並べると「Champions行きを決めたチームから選手を引き抜いた」ように見える。実際には、stewがJD Gamingを離れたのは2か月以上前である。
実績としては、2025年のStage 2でChinaのリーグ内の最高タイのレーティングと、単独最高のACSを記録したと報じられている。ただしこれは1年前の数字であり、2026年に入ってからの公式戦の記録はほとんど無い。
EDward GamingのStage 2は8月11日に終わっている
EDGはグループステージを4勝2敗で通過したが、Play-Insで敗退した。8月7日にTitan Esports Clubに敗れ、8月9日にWolves Esportsを下し、8月11日にJD Gamingに0-2で落としている。8月14日から始まったStage 2のプレイオフには進んでいない。
| 日付 | 対戦相手 | 結果 | 段階 |
|---|---|---|---|
| 7月15日 | TYLOO | ● | グループステージ |
| 7月17日 | Trace Esports | ○ | グループステージ |
| 7月19日 | JD Gaming | ○ | グループステージ |
| 7月21日 | Nova Esports | ● | グループステージ |
| 7月23日 | FunPlus Phoenix | ○ | グループステージ |
| 7月24日 | All Gamers | ○ | グループステージ |
| 8月7日 | Titan Esports Club | ● | Play-Ins |
| 8月9日 | Wolves Esports | ○ | Play-Ins |
| 8月11日 | JD Gaming | ● | Play-Ins |
Champions枠は勝ち上がりではなくChampionship Pointsで取っている
Champions 2026は16チーム制で、4地域から4チームずつが出る。各地域の枠は、Stage 2の決勝に進む2チームと、そこに届かなかったチームのうちChampionship Points上位2チームに割り当てられる。EDward GamingとXi Lai Gamingは後者にあたる。どちらもStage 2の決勝には届いていない。
つまりEDGのShanghai行きは、Stage 2の内容ではなく、シーズンを通して積み上げた点数が支えている。Stage 2だけを見れば、EDGはプレイオフに1試合も出ていない。
| チーム | Champions枠の取り方 | Stage 2での結果 |
|---|---|---|
| EDward Gaming | Championship Points | Play-Insで敗退(8月11日) |
| Xi Lai Gaming | Championship Points | ローワー2回戦で敗退(8月20日) |
| JD Gaming | Stage 2の決勝進出 | アッパー決勝を制した(8月21日) |
| Bilibili Gaming または TYLOO | Stage 2の決勝進出 | 8月22日のローワー決勝で決まる |
どのロールで起用するかは確定していない
stewの起用法については報道が割れている。stewをデュエリストとして入れ、Smoggyを本来のコントローラーに戻すという見方がある一方で、stew自身がコントローラーへ移行中だとする記述もある。どちらの読みでも、コントローラー枠の担い手を整理し直すという方向は共通している。ただしEDG自身は起用ロールを公表していない。
背景として、EDGは今季デュエリストを2枚置く構成の扱いに苦しんできたと複数の媒体が指摘している。ChinaのStage 2全体を見ると、デュエリスト枠でNeonが155マップ中85マップと突出し、その後ろにWaylayとJettが42マップずつで並ぶ。2枚目のデュエリストが誰になるかで組み立てが変わる地域であり、そこに専門性の高い選手を1枚足す判断は説明がつく。
| デュエリスト | China Stage 2で使われたマップ数 | 全155マップに対する割合 |
|---|---|---|
| Neon | 85 | 55% |
| Waylay | 42 | 27% |
| Jett | 42 | 27% |
| Raze | 40 | 26% |
| Phoenix | 36 | 23% |
| Yoru | 9 | 6% |
| Iso | 1 | 1% |
次の実戦は9月24日のShanghai
Champions 2026は9月24日から10月19日まで、Shanghaiで開催される。賞金総額は225万ドルで、16チームが4組に分かれ、各組に4地域から1チームずつ入る。EDward Gamingは2024年の世界王者であり、今回は地元開催になる。
8月11日の敗退から開幕までは6週間近い。新しい先発を組み込む時間としては十分だが、その間に公式戦は一つも無い。スクリムだけで仕上げて本番に入ることになり、仕上がりを外から確認できる機会は開幕まで訪れない。
ロール分担がどうなるかはEDGから発表されていない。本稿の役割に関する記述は、複数媒体の報道を並べたうえでの整理である。
✍️ This is an original article by VALOPEDIA編集部.
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