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EMEAのACE最年少記録が48時間で入れ替わった — 記録を作った16歳と17歳は、どちらもChallengers側のロスターにいる

VALOPEDIA編集部

EMEA Stage 2 のPlay-Insで、Fire Flux Esportsの17歳Kachowwと、Enterprise Esportsの16歳kozzyが48時間差でVCT EMEA史上最年少のACEを記録した。2人とも、Challengers側から上がってきたロスターの選手である。同じ週、アナリストのSideshowは2人をTier1の中でも上位の実力だと評し、Enterpriseの中心にいたMAGNUMは自らIGLを降りる準備を語っている。

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17歳が作った記録を、16歳が2日で塗り替えた

VCT EMEAの最年少ACE記録が、Stage 2 のPlay-Insの期間中に2度動いた。先に記録したのはFire Flux EsportsのKachoww(Samet Arıcı)で、PCIFIC Esports戦で敵5人を1人で倒し、17歳でこの大会の最年少記録を作った。その48時間後、Enterprise Esportsのkozzy(Denis-Stefan Aionitoaei)がGentle Mates戦で最年少でACEを獲得し、記録を上書きしている。kozzyは2010年2月22日生まれで、当時16歳である。

この2人に共通しているのは年齢だけではない。Kachowwが所属するFire Flux Esportsと、kozzyが所属するEnterprise Esportsは、どちらもリーグ勢ではなくChallengers側からStage 2 に入ってきたチームである。つまり記録は2つとも、リーグ所属ではないロスターから出ている。

選手年齢チーム記録の中身
Kachoww(Samet Arıcı)17Fire Flux EsportsPCIFIC Esports戦で最年少でACEを獲得
kozzy(Denis-Stefan Aionitoaei)16Enterprise Esports48時間後にGentle Mates戦で記録を更新

Sideshowは2人をTier1の上位だと評した

アナリストのJosh「Sideshow」Wilkinsonは、8月24日に公開されたインタビューでこの2人に触れている。実力の評価は明快で、伸びしろの話としてではなく現在地の話として語られている。

「明らかにTier1の実力がある。しかもTier1の中でも上位である」

Sideshowは同時に、年齢制限によって若い選手が今後の国際大会に出られなくなる可能性にも触れた。ただし、どの規定を指しているのかは記事中で特定されておらず、本稿でも確認が取れていない。この点は現時点で未確定として扱う。

記録を出した2チームのうち、残ったのは1つだけである

プレイオフの結果は2チームで分かれた。Enterprise Esportsはアッパーラウンド1でTeam Vitalityを2-1で下したが、アッパー準決勝でKarmine Corpに1-2、ローワーラウンド2でTeam Liquidに0-2で敗れて姿を消している。Fire Flux Esportsはローワーラウンド1でTeam Vitalityを2-1、ローワーラウンド2でBBL Esportsを2-0で下し、最終週の4チームに入った。リーグ勢を倒したのは両チームとも同じだが、勝ち残ったのはFire Fluxである。

大会・ラウンド日付対戦結果
アッパーラウンド18月21日Team Vitality vs Enterprise Esports1-2
アッパー準決勝8月22日Karmine Corp vs Enterprise Esports2-1
ローワーラウンド18月22〜23日Team Vitality vs Fire Flux Esports1-2
ローワーラウンド28月23日Enterprise Esports vs Team Liquid0-2
ローワーラウンド28月24日BBL Esports vs Fire Flux Esports0-2
日付大会・ラウンド対戦
8月28日アッパー決勝FUT Esports vs Karmine Corp
8月29日ローワーラウンド3Team Liquid vs Fire Flux Esports
8月30日ローワー決勝未定
8月30〜31日グランドファイナル未定

MAGNUMはこの1年を復讐の年と呼んだ

Enterprise EsportsのMAGNUM(Martin Penkov)は、敗退後のインタビューで今季をこう位置づけている。彼と同僚たちはリーグ勢から契約を取れないままオフシーズンを終えた側で、その状態からこのStage 2 に入ってきた。

「余りものになった選手とコーチにも居場所があると示したかった」

MAGNUMは、自分の動機についても直接的である。オフシーズンで冷遇されたことへの怒りが、チームを組むときの原動力になったと述べている。

「Tier1に行けないなら、全員が間違っていたと証明できるチームを作りたい」

一方で敗因については身内に向けている。Team Liquidに0-2で敗れた試合について、MAGNUMは「スクリムで全部を出し切れていなかった。それがここに出た」と語った。同時に、自分については「自分のキャリアの絶頂にいる」として2027年に向けた自信を示し、IGLの役割からは退いてセカンダリのコール役に回る意向を明らかにしている。

記録と証言は同じ場所を指している

この1週間にEMEAから出てきた材料は、別々の話に見えて重なっている。記録を2つとも出したのはChallengers側のロスターで、そのうち1つは最終週に残った。外部のアナリストは、その中の10代2人をTier1の上位と評した。そして同じロスターの中心にいたベテランは、自分の役割を次の世代に渡す準備を口にしている。少なくともEMEAでは、Challengers側が結果と人材の両方を出す場所になっている。

ただし、これは1つのStage の結果に基づく見立てである。kozzyとKachowwの2人がこのあと実際にリーグ勢のロスターに入るかどうかは、現時点で何も決まっていない。

✍️ 本記事は VALOPEDIA編集部による独自記事です。

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