Cypherのサイバーケージ内にいる敵に索敵ユーティリティが反応しないバグが指摘される — VCT公式戦でも発生の疑い、Riotは現時点で公式声明なし
Cypherのサイバーケージ内に立っているプレイヤーに対して、Sovaのリコンボルトやraze のブームボット、Fadeのプラウラーといった索敵・追尾系ユーティリティが一切反応しなくなるバグがコミュニティで報告されている。VCT Pacific Stage 2のGlobal Esports対Gen.G戦(7月31日)でも同様の現象が確認されたとの指摘があり、競技シーンへの影響が懸念されている。Riot Gamesは執筆時点(8月4日)でこのバグについて公式声明を出していない。
バグの概要 — ケージ内の敵が「透明」になる
コミュニティの報告によると、Cypherのサイバーケージがアクティブな状態でその内部に立っているプレイヤーは、以下のユーティリティによる索敵・追尾を完全に回避できてしまうという。
影響が報告されているアビリティ:
| エージェント | アビリティ | 本来の挙動 |
|---|---|---|
| Sova | リコンボルト | 範囲内の敵を壁越しにスキャン |
| Fade | プラウラー | 最寄りの敵を追尾 |
| Raze | ブームボット | 前方の敵を検知し追尾・爆発 |
| Gekko | ウィングマン | 敵を検知し攻撃 |
いずれもケージ外では正常に機能するが、ケージ内のプレイヤーに対しては検知自体が行われない、あるいは素通りするという報告が上がっている。
このバグは@JunNee_q氏が発見・検証し、VALORANTリーカーの@valohabercisiが8月3日にSNS上で拡散したことで広く知られるようになった。
VCT公式戦でも発生か — GE vs Gen.G戦(Sunset)の疑惑シーン
このバグが特に注目を集めたのは、VCT Pacific Stage 2のGlobal Esports対Gen.G戦(7月31日)との関連だ。
視聴者やコミュニティメンバーの指摘によると、マップSunsetのラウンド中、Gen.Gのt3xtureがサイバーケージ内でサイトを守っていた際、Global Esports側が放ったRazeのブームボットとFadeのプラウラーがt3xtureのすぐ近くを通過したにもかかわらず、いずれも反応せずに素通りしたという。
この試合はGlobal Esportsが2-1で勝利しているため、バグがGen.G側に有利に働いた場面があったとしても最終結果には影響しなかった可能性がある。ただし、競技の公平性の観点からコミュニティでは問題視する声が上がっている。
※ 上記のVCT公式戦での事例については、コミュニティの指摘と複数の海外メディア(esportnow.gg、talkesport.com)の報道に基づいています。公式リプレイの詳細な検証は行われていないため、バグの直接的な影響についてはなお検証が必要です。
競技シーンへの影響 — Cypher一時無効化の可能性も
過去にもVALORANTでは、ゲームバランスや競技の公平性に影響を及ぼすバグが発見された際に、該当エージェントやマップが一時的に無効化される措置が取られたことがある。
今回のバグが再現性の高いものであれば、Cypherの一時的なBANやホットフィックスの適用が行われる可能性も考えられる。特にVCT各リージョンのPlay-Insやプレイオフが控えるこの時期に、競技パッチでのバグ放置は大きな問題となりうる。
Riot Gamesからの公式対応が待たれる状況だ。
✍️ 本記事は VALOPEDIA編集部による独自記事です。
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